外貨預金の運用ポイント
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- 外貨預金の運用ポイント
- 外貨預金の運用例
- 為替手数料等について
- 外貨預金のお手続きについて
外貨預金と一般的な円預金の違い

上手に運用するポイント
外貨預金における運用損益の3要素である、「金利収入」「為替差益(為替差損)」「為替手数料」を整理して考えてみましょう。
- 金利収入 ⇒ 好金利のメリットを受けること。
- 為替差益 ⇒ 為替手数料を抑えて、為替差益によるメリットを少しでも多く受けること。
以上のように整理して考えるとわかりやすいかもしれません。
おなじみの「米ドル」での例を示します。ユーロなどの他の通貨でも考え方は同様です。

為替レートが1米ドル=95円のときに外貨預金をスタートした場合の、1米ドルあたりの為替差益・差損 (為替手数料を考慮した実際の適用相場は95.5円です。)
預入時の 為替レート (為替手数料考慮後) |
預入時以降の為替レート (為替手数料考慮後) |
|||
---|---|---|---|---|
95円 (95.5円) |
105円 (104.5円) |
96円 (95.5円) |
95円 (94.5円) |
85円 (84.5円) |
― | 9円 (=104.5-95.5) |
0円 (=95.5円-95.5) |
▲1円 (=94.5-95.5) |
▲11円 (=84.5-95.5) |
- ※〈はまぎん〉マイダイレクト外貨預金サービスにおける為替手数料=1米ドルあたり0.5円
- ※わかりやすくするため、金利収入については考慮していません。
■為替差益が発生 ⇒ 預入時の為替レートから1円超円安(ドル高)
■為替差損が発生 ⇒ 預入時の為替レートから円高(ドル安)、もしくは1円未満の円安(ドル高)
運用損益がプラスなら
- 外貨預金を解約(円に交換)し、利益を確定する。為替相場の動向を見ながら、次のチャンスを待つ。
- さらなる円安進行を期待。金利収入の増加を狙って外貨定期預金で運用。(注1)
- さらなる円安進行を期待。大きな金利収入は期待できないが、機動的に円に交換可能な外貨普通預金で運用。(注1)
- (注1)外貨預金で継続した場合、予想に反して円高が進行すると、為替差損により元本割れするおそれがありますので、注意が必要です。
運用損益がマイナスなら
- 外貨預金を解約(円に交換)し、損失を確定する。
- 円安になるのを期待しつつ、金利収入の増加を狙って外貨定期預金で運用。(注2)
- 円安になるのを期待しつつ、大きな金利収入は期待できないが、機動的に円に交換可能な外貨普通預金で運用。(注2)
- (注2)外貨預金で継続した場合、期待どおりに円安にならず、さらに円高が進行することもあります。その場合は、運用損益のマイナスが、一層拡大することになりますので、注意が必要です。
運用結果は為替相場の動向に左右されやすい性質を持っていますので、長期間の預け入れが可能な余裕資金による運用をお勧めします。
〈はまぎん〉マイダイレクト外貨預金サービスの適用為替手数料【1通貨単位あたり】
〈はまぎん〉マイダイレクト | 本支店窓口 | マイダイレクトのおトク | |
---|---|---|---|
1米ドル | 片道0.5円 | 片道1円 | 片道あたり0.5円 |
1ユーロ | 片道0.9円 | 片道1.5円 | 片道あたり0.6円 |
1豪ドル | 片道1.5円 | 片道2.5円 | 片道あたり1円 |
1NZドル | 片道1.5円 | 片道2.55円 | 片道あたり1.05円 |
1中国元 | 片道0.2円 | 片道0.4円 | 片道あたり0.2円 |
1英ポンド | 片道3円 | 片道4円 | 片道あたり1円 |
1スイスフラン | 片道0.5円 | 片道0.9円 | 片道あたり0.4円 |
適用相場の例【1通貨単位あたり】 ~有利さをぜひ実感してください~
仲値 | 〈はまぎん〉マイダイレクト | 本支店窓口 | |||
---|---|---|---|---|---|
作成時の適用相場 (外貨預入) |
解約時の適用相場 (円に交換) |
作成時の適用相場 (外貨預入) |
解約時の適用相場 (円に交換) |
||
1米ドル | 110円 | 110.5円 | 109.5円 | 111.0円 | 109.0円 |
1ユーロ | 120円 | 120.9円 | 119.1円 | 121.5円 | 118.5円 |
1豪ドル | 80円 | 81.5円 | 78.5円 | 82.5円 | 77.5円 |
1NZドル | 65円 | 66.5円 | 63.5円 | 67.55円 | 62.45円 |
1中国元 | 15円 | 15.2円 | 14.8円 | 15.4円 | 14.6円 |
1英ポンド | 135円 | 138.0円 | 132.0円 | 139.0円 | 131.0円 |
1スイスフラン | 95円 | 95.5円 | 94.5円 | 95.9円 | 94.1円 |
- ※仲値は、外国為替相場の動向により毎日変動します。
原則として、米ドルは平日窓口営業日の午前10時、その他の通貨は午前11時に公表しますが、市場の大きな変動があった場合は、一旦公表された仲値を予告なく変更する場合があります。
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外貨預金についてのご注意事項 (必ずお読みください)
- 外貨預金は預金保険の対象ではありません。
- 外貨預金は、為替相場の変動(為替変動リスク)により為替差損が生じ、払戻時の外貨額を円換算すると、預入時の円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)おそれがあります。
- 原則として、円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(払戻時)は、 それぞれについて片道の為替手数料( 1通貨単位あたり、米ドル 1円、ユーロ 1.5円、最大で英ポンド 4円等)がかかります(預け入れおよび払い戻しの際は、手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTS(預入時の適用相場)、TTB(払戻時の適用相場)をそれぞれ適用します)。したがって、為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料( 1通貨単位あたり、米ドル 2円、ユーロ 3円、最大で英ポンド 8円等)がかかるため、払戻時の円貨額が、預入時の円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)おそれがあります。
- 外貨普通預金・自動継続外貨定期預金について、〈はまぎん〉マイダイレクト外貨預金サービスで預け入れおよび払い戻しをする場合は、為替手数料を窓口より割り引きます。
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- 説明書については、店頭(窓口)もしくは横浜銀行ウェブサイトにてご覧になれます。
- お申し込みの際は、購入される商品の契約締結前交付書面等をお渡ししますので、よくお読みいただき、必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
- 外貨預金の運用による損益は、外貨預金を預け入れされたお客さまに帰属します。
- 中国元建取引は米ドル等の主要通貨と異なり、以下のとおりお取り引きに制限があります。
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