【特集】変動金利と全期間固定金利はどっちがお得?メリット・デメリットを解説

提供:株式会社エイチームライフデザイン
作成日:2020年9月14日

(画像:PIXTA)

住宅ローンを借り入れる際に、「変動金利と全期間固定金利どっちがいいのだろう?」と悩む方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、住宅ローンの金利タイプはどちらかが優れているというものではなく、現在の収入や貯蓄、将来にかかる費用などから、ご自身に合った金利タイプを選択することが大切です。

当記事では変動金利と全期間固定金利、それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

「変動金利」のメリット・デメリットを解説

変動金利のメリットは、一般的に全期間固定金利よりも低い金利が適用されることです。金利が低ければ利息が少なくなるため、借り入れ当初の返済金額を低く抑えることができます。

しかし、デメリットとして金利変動の影響を受けることが挙げられます。当初の返済金額は少なく抑えられますが、もし借入期間中に金利が上昇すると、毎月の返済金額や、完済までの総返済額は高くなってしまいます。

変動金利は、借入期間中に金利の上昇がなければお得に利用できますが、金利情勢によっては返済金額が高くなってしまう可能性があることを認識しておきましょう。

「全期間固定金利」のメリット・デメリットを解説

全期間固定金利のメリットは、住宅ローンを完済するまで金利が固定される点です。先述の変動金利とは違い金利の影響を受けないため、市場の金利が上昇しても毎月の返済金額が変わることはありません。

借り入れた時点で、完済までに必要な総支払額が確定するため、将来の資金計画を立てやすいこともメリットでしょう。

しかし、デメリットとして、一般的に変動金利と比べて金利が高く設定されている点が挙げられます。

借り入れ当初の毎月の返済金額が大きくなることはもちろん、金利の上昇がなければ、総支払額でも全期間固定金利のほうが高くなってしまいます。

金融機関によっては、お得な金利引き下げも

金融機関によっては、所定の条件を満たすことで金利が引き下げられる、お得なプランを取り扱っている場合もあります。

横浜銀行を例にあげて説明すると、「横浜銀行にて給与振り込みを利用している人」など、その他4つの条件を満たしている場合に、住宅ローンの金利が年0.03%引き下げられます。

自身が借り入れようとしている金融機関には金利引き下げプランがあるのか、申し込み前にチェックしておくことをおすすめします。

自分にとって最適な住宅ローンを借り入れて理想のマイホームを!

変動金利、全期間固定金利のどちらにもメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を理解し、自身に合った金利タイプを選びましょう。あわせて、金利引き下げプランの有無についてもしっかりチェックしてください。

自身に合った住宅ローンを選択し、夢のマイホーム生活を満喫してください。

著者プロフィール

中澤 悠生(なかざわ ゆうき)

株式会社エイチームフィナジーが運営する「イーデス」の編集者。ファイナンシャルプランナー3級、住宅ローンアドバイザー。住宅ローンは一般的に馴染みがなく、複雑でわかりづらい商品です。ナビナビ住宅ローンでは、難しい住宅ローンをどこよりもわかりやすく解説しています。

本ページ掲載の情報は作成日時点で株式会社エイチームライフデザインが執筆したものであり、現時点において最新の情報でない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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