銀行を騙る不審な電話(自動音声の場合あり)やサポート詐欺にご注意ください(2025年11月28日)
不審な電話(自動音声の場合あり)について
銀行の行員や、インターネットバンキングサポートデスクを騙る悪意のある第三者から、おもに自動音声による電話があり、お客さまの契約情報を聞き出し不正送金する詐欺被害が、複数の金融機関で報告されています。
当行ではお客さまの資産を守るため、〈はまぎん〉ビジネスサポートダイレクトにおける他行あて当日振込(都度指定方式)を一時停止する場合があります。
法人のお客さまを狙った巧妙な詐欺の発生が全国的に増えていますので、以下のような手口に十分ご注意ください。
特徴
- 犯人が銀行担当者を騙り、インターネットバンキングのご利用者さまに電話をかけ(おもに自動音声)、メールアドレスを聞き出す。
- 犯人がフィッシングメールを送信し、電話で指示しながら、ご利用者さまをフィッシングサイトに誘導し、インターネットバンキングの契約者情報、パスワードなどを入力させて盗み取る。
- 犯人からは「再度メールを送るので、そちらのメールを確認して欲しい」と指示があり、メールを開くとトランザクション認証の際に用いられる二次元コードが表示されている。
- ご利用者さまがトランザクション認証用トークンで二次元コードを読み取ると、トークンの上にワンタイムパスワードとともに振込金額や、振込先の口座情報が表示されるが、犯人は言葉巧みに「テスト送信なので、取引は成立しません」と説明し、ご利用者さまからワンタイムパスワードを聞き出す。
- フィッシングサイトに入力された契約者情報、パスワード、ご利用者さまから聞き出したワンタイムパスワードなどを利用して、犯人が口座から資金を不正に送金する。
- ※
トランザクション認証用トークンには、不正な送金先が表示されます。
対処方法
- このような電話があった場合は、すぐに切り、誘導された操作については絶対におこなわないようにしてください。横浜銀行から電話でパスワードなどをおたずねすることはありません。また、横浜銀行からメールで二次元コードを送付することはありません。
- パソコン利用中に突然、ウイルス感染を装ったポップアップが表示され警告音が鳴ったり、警告メッセージが音声で流れたりします。
- パソコン画面に実在する企業などをかたったサポート窓口の電話番号を表示し、電話するよう誘導します。
- ウイルス除去のためと偽り、セキュリティソフトを装った遠隔操作が可能なソフトウェアをインストールさせます。
- 「ウイルス除去作業」や「資金を安全なところに移動させる」名目で、犯罪者が遠隔でパソコンを操作し、不正に送金させます。
サポート詐欺について
パソコン画面にウイルス感染を装ったポップアップを表示し、偽のサポート窓口へ誘導して、不正に資金送金させる詐欺が発生しています。
特徴
対処方法
- パソコン画面に表示されている電話番号に電話をかけないでください。
- 指示されたソフトウェアはインストールしないでください。
- 銀行口座番号を教えたり、パスワード等を入力しないでください。
- 警告画面が消えない場合は、ブラウザを強制終了するかパソコンを再起動してください。