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よくお散歩をするはまペン。今日も山下公園をお散歩です。
少し歩き過ぎたのか、なんだか休憩したくなってきました。
お茶をするカフェなどがないかと思ったら、そこにあるのはその名も「ザ・カフェ」。
クラシカルで貴賓あふれる雰囲気のホテルニューグランドの本館１階にあるカフェです。その雰囲気に惹かれたはまペン。今日はちょっと勇気を出してここで休憩、と決めたようです。
店内を案内してもらいメニューを見ると、美味しそうなものでいっぱい。なんだかお腹も空いてきました。
実はここ、「シーフード ドリア」や「スパゲッティナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」などの発祥の場所とも言われているようです。
「おお、それは…」と迷ったはまペン。結局その全部を注文しちゃった様子。どれも美味しそうで、はまペンの目もキラキラです。
食後に館内をうろうろしていると、ホテルニューグランドには数々の歴史の痕跡が感じられました。
普段あたりまえに食べている「シーフード ドリア」や「スパゲッティナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」にも、それが広まる初めがあったと改めて感じたはまペン。
また新しい気持ちで次の一歩を踏み出す力を、美味しい食べ物からもらったようです。
初代総料理長サリー・ワイルが、滞在していた外国の銀行家から「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを作って欲しい」という要望を受け、即興で創作した一皿が「ドリア」です。バターライスに海老のクリーム煮を乗せ、グラタンソースをかけてオーブンで焼いたもの。好評だったこの料理は、レギュラーメニューとしてホテルニューグランドの名物料理の一つになりました。その後、弟子達により、他のホテルや街場のレストランでも提供されるようになり、今や全国の洋食の定番料理として大人気となりました。
2代目総料理長 入江茂忠が、戦後、ホテルがGHQ将校の宿舎として接収されていた時代に、茹でたスパゲッティに塩、胡椒、トマトケチャップを和えた物を米兵が食べていたことを知り、接収解除後「ホテルで提供するに相応しいスパゲッティ料理を」と改良を重ね、トマトが主役の風味豊かなオリジナルソースを創作し「スパゲッティ ナポリタン」が誕生しました
GHQの接収時代、甘いもの好きなアメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいと、当時のパティシエが考案した一品。ホテル開業時から提供していたプリンとバニラアイスに色とりどりのフルーツを飾り、前菜を乗せていた横長な脚付きの器に盛りつけて提供しました。見た目にも華やかな洗練されたスタイルから、将校夫人が“プリン・ア・ラ・モード”と名付けたとされています。今も昔も変わらず、幅広い年代に愛されるデザートです。
開業時より変わらない佇まいの本館は、1927年開業時に銀座和光などを設計した渡辺仁氏によるものです。マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースをはじめ、多くの賓客を迎えている横浜唯一のクラシックホテルです。1992年には横浜市認定歴史的建造物となり、2007年には経済産業省が選んだ近代化産業遺産に指定を受け、ヨーロピアンテイストをコンセプトに、横浜・山下公園前のランドマークとして親しまれ続けています。本館のクラシックな内装は欧州の香りと趣があり、上質を知る方にこそ味わっていただきたい安らぎに満ちた空間です。タワー館は全室ハーバービュー、横浜港の素晴らしい眺めを一望できる“横浜時間”をお楽しみいただけます。
横浜銀行が金融教育の一環で取り組んでいるキャリア教育・職業調べサイト「神奈川県版あしたね」の「インバウンドの仕事」特集で、「ホテル営業マネージャー」として登場しています
https://ashitane.edutown.jp/job/workers/%E7%9F%B3%E4%B8%8A%E8%81%B0%E7%AB%A0/
発祥・発明・先駆者・スタートアップ・・・、生み出される前と後では、その先の世界や未来が変わりますよね。
はまペンもきっと、「美味しい！！」という喜びを噛みしめながら、あらたなアイディアを思いついたかもしれません
ポスターには、はまペンが3か所います。さてどこにいるでしょう？
《答え》
① 美味しそうな食事に喜ぶはまペン ② 地図の中の撮影場所を示すはまペン ③ 二次元コードの中にもはまペンがいるよ
