年代別の平均年収・貯金額と、貯蓄が上手な人の共通点は?

提供:FP相談ねっと
作成:2022年2月

年収が同じでも、貯蓄が多い人とそうでない人が存在しますが、その違いは何でしょう?実は、ちょっとしたコツをつかむことで、自分の使いたいことにお金を使いながら、ストレス無く貯蓄ができます。この記事では、貯蓄が上手な人の共通点を解説します。

年代別の平均年収と平均貯金額

年代別の平均年収・貯金額は以下のとおりです。

年代別の平均年収

年代 20代前半 20代後半 30代前半 30代後半 40代前半 40代後半
男性 277万円 393万円 458万円 518万円 571万円 621万円
女性 242万円 319万円 309万円 311万円 317万円 321万円

出典:令和2年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-(国税庁 長官官房 企画課)

世帯主の年代別にみた1世帯当たり平均貯蓄額

29歳以下 30代 40代
貯蓄額 179.8万円 530.0万円 650.9万円

出典:2019年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)

貯蓄が上手な人の3つの共通点

日々の生活で我慢をしなくても、上手に貯蓄できる人には共通点があります。
ここでは3つの特徴を解説します。

1.先取り貯蓄の仕組みを確立している

1つ目は、先取り貯蓄の仕組みを確立していることです。
先取り貯蓄とは、毎月給与が入った際にまず貯蓄する分を取り分けて、毎月一定額を確実に貯蓄に回す方法です。
収入が入ったあと一通りお金を使ったうえで余った金額をためる場合、毎月の貯蓄額にバラツキがでたり、出費が多い月は貯金ができない恐れもあります。
先取り貯蓄が自動でできる仕組みを作ることで、自然とお金をためることができます。

2.積立の目的が明確である

2つ目は、積立の目的が明確であることです。
貯蓄が上手な人は、教育資金や老後資金など、自分と家族の理想のライフプランを見据え、いつ、どのくらいのお金が必要になるのか、だいたいの金額を把握しています。
将来必要な金額から逆算することで、今、毎月いくら積み立てるべきかを決めることができます。

3.早いうちから積み立てを始めている

3つ目は、早いうちから積み立てを始めていることです。
一般的な社会人の場合、毎月積み立てられる金額が急激に増えることは考えにくいため、積み立てを早く始めた方が、その分早くたくさんのお金をためることができます。

貯蓄の目的に合わせた積み立て方法の選び方

この記事を読んでくださっている方のなかには、将来へ向けたお金の準備に関心をお持ちの方もいるかもしれません。
将来へ向けたお金の準備の方法には、主に「貯蓄」と「投資」があります。
「貯蓄」とは、お金を蓄えることで、銀行の預金などをいいます。
「投資」とは、利益を得る目的でお金を投じることで、株式や投資信託などの購入がこれにあたります。
日々の生活費など、すぐに使うお金については、銀行の普通預金のような「いつでも引き出せるお金」すなわち「貯蓄」の形で持っておくことが大切です。
反対に、教育資金や老後資金など今すぐ使うわけではなく、使うまでの時間で増やしていきたいお金については、株式や投資信託のような「投資」の形で積み立てていく方法もあります。
「投資」の場合、運用の結果次第では損失が生じる場合もありますが、保有中に得られる収益や値上がり益などで、預貯金よりも利益を得られる可能性が高いという特徴があります。
そのため、ある程度先の将来に使うお金を備える場合には、「投資」も検討しましょう。
近年では、税制優遇を活用しながら「投資」による資産形成ができる、「つみたてNISA」や「iDeCo」に注目が集まっています。
「何が良いのか?」という手法が先行してしまいがちですが、目的に合った手法を選ぶことが大切です。
ライフプランに応じた貯蓄の目的を明確にし、自分の計画にあったお金の備え方について、早いうちから考えてみましょう。

2021年12月の法令に基づき執筆

著者プロフィール

小川 洋平(おがわ ようへい)

CFP/1級ファイナンシャルプランニング技能士
保険営業時代にFP資格の必要性を感じ取得、8年間保険業界を経験した後相談業務を主として独立FPとして活動。主に個人事業主、中小企業経営者の資産形成を得意としている。

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