きんじろう経済教室&はまぎん おかねの教室
(企画:報徳仕法株式会社)
「商い」の体験を通して「経済」の基本を学び、お金の価値や働くことの意義や生きがいについて考える、子どものための経済教室(ワークショップ)
- 先生のお名前
田中 優紀 - 対象学年
- 小学4~6年生
使用 ツール |
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「おかねって何なのだ?」の動画は、開催前の導入動画として、教室の趣旨を自然と感じてもらうために繰り返し流しました。
また、「おかねをステキに稼ぐのだ」の動画は座学の中で使用し、「生活するのに困らないだけのお金があったらあなたは働きますか?」と問いかけ、子どもたち自身の考えを発表してもらいました。動画の内容をきっかけに「得意なことを活かし、苦手なことに挑戦しながら、『ikigai』を見つけてお金をステキに稼ぎましょう!」という声掛けのもと、販売体験に移りました。
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お金を使うこと、将来働くことが漠然と「当たり前のこと」と思っている子どもたちにとって、改めてその意味を考えるきっかけとなる最適な動画だと思います。
「働く」ことは、「自分の得意なことを活かして世の中に自分の価値を提供すること」といった前向きかつ分かりやすい表現が随所に入っており、お金を稼ぐこと自体を目標にするのではなく、「ikigai」を持って働くことの大切さを知ることができる内容になっています。 -
[先生のコメント] 子どもたちは座学からの販売体験(1時間半)を経て、物を売るためには、声のかけ方や言い回し、笑顔など、考えなければいけないことが色々あり、働くというのは大変なことなんだと身をもって感じていました。体験の後には、売上発表や仕入れ額の開示などを行い、利益を生み出すことの難しさも知ったようです。お金の大切さを痛感したのと同時に、「お金自体に価値はない。お金は人生を豊かにする道具」という言葉を振り返り、より自分らしく、楽しく「ikigai」を持って働き、そこで生まれたお金を大切に使っていきたいという意識が子どもたち全員に芽生えたのがとても嬉しかったです。また参加したい!との声も多く上がりました。今後も定期的に開催し、より多くの子どもたちに学びを提供していきたいです。