2024.11.15

大学進学に必要な費用の平均ってどのくらい?

監修
株式会社MILIZE
更新
2024年11月

気になる暮らしとお金についての情報をイラストで解説!
今回ご紹介するテーマは「大学進学に必要な費用の平均ってどのくらい?」です。

大学進学に必要な費用の平均ってどのくらい? お子さまを大学まで行かせてあげたいと考える親御さまにとって資金準備は心配のタネですよね。いくらかかるのか…どう準備するのか… まずは必要費用の平均を知ろう! ということで、国立・公立・私立大学それぞれの平均費用をご紹介します!
国立大学の場合入学料と授業料は文部科学省令により標準額が定められています。 入学料が282,000円、授業料が535,800円で、初年度に納付する金額の標準額は817,800円となってます。 各大学の裁量によって標準額から最大20%まで引き上げが可能となっており、実際の金額は各大学ごとに異なります。
公立大学の場合、入学者や保護者の居住地が大学指定の地域内かどうかで金額が変わります。地域内であれば入学料が221,399円、授業料が536,471円の合計で839,988円、地域外の場合は入学料が382,423円、授業料が536,391円の合計で1,006,239円となっています。
私立大学の場合、「入学料」「授業料」に加え「施設設備費用」が必要です。入学料が240,806円、授業料が959,205円、施設設備費が165,271円で、初年度に納付する金額の平均は1,477,339円となっています。ただし全学部平均であり、大学や学部で平均費用は大きく異なります。

  • ※1
    出典:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」
  • ※2
    出典:旺文社 教育情報センター「どうなる、国立大の授業料!?19年度より、大学裁量の「標準額」の上限範囲を、最大“10%”から“20%”に引き上げ!」
  • ※3
    出典:旺文社 教育情報センター「2024年度 大学の学費平均額」
  • ※4
    出典:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」