2025.02.27

「生活習慣病」とは?患者数はどのくらい?

監修
株式会社MILIZE
更新
2025年2月

日本人の三大死因であるがん・心疾患・脳血管疾患は、いずれも「生活習慣病」であるとされています。言葉はよく聞くけれど、具体的にはどのような病気なのかわからない。そんな方のために、生活習慣病の定義や患者数について解説します!

生活習慣病とは? 「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のこと。
具体的にはこれらの病気が含まれます。 [3大疾病] ①がん ②心疾患 ③脳血管疾患 ④高血圧性疾患 ⑤糖尿病 ⑥腎疾患 ⑦肝疾患 ⑧膵疾患
それぞれの病気の特徴をみてみましょう [①がん]がん(悪性新生物)は、細胞の⼀部が発がん物質などの影響で突然変異を起こし、異常な細胞が分裂・増殖を繰り返す疾病です。 [おもな疾病]乳がん、胃がん、上皮内がんなど
[②心疾患]心疾患は、心機能に何らかの障害が発生し、それにより血液の循環不全をともなう疾病の総称です。 [おもな疾病]急性心筋梗塞、狭心症、心不全など
[③脳血管疾患]脳血管疾患は、脳血管に何らかの障害が発生し、それにより脳細胞が破壊される疾病の総称です。 [おもな疾病]脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
[④高血圧性疾患]高血圧性疾患に含まれる高血圧症は、慢性的に血圧が高い状態が続く疾病です。治療せずに放置すると、心疾患や脳血管疾患、腎疾患のリスクが高まります。 [おもな疾病]高血圧症、高血圧性心不全など
[⑤糖尿病]糖尿病は慢性的な高血糖状態が続く疾病です。治療せずに放置するとさまざまな合併症のリスクが高まります。
[⑥腎疾患]腎疾患は、血液の浄化やホルモンの分泌などの腎機能が低下する疾病です。 [おもな疾病]慢性腎不全など
[⑦肝疾患]肝疾患は、「代謝」「有害物質の無毒化」「消化液をつくる」などの肝臓機能が低下する疾病です。 [おもな疾病]肝硬変、肝炎、脂肪肝など
[⑧膵疾患]膵疾患は、消化酵素を分泌する外分泌腺と血糖値をコントロールする物質を分泌する内分泌腺に障害が起きる疾病です。 [おもな疾病]膵炎など
生活習慣病の患者数は? 総患者数(※1)延べ約3,081万人 国⺠の約4人に1人(※2)は生活習慣病の治療を受けている計算になります。 出所:厚生労働省 令和2年「患者調査」、メディケア生命「新メディフィットPlus」パンフレット(2023年12月版)から引用 ※1複数の疾病で重複して治療を受けている場合も含みます。 ※2総人口に対する延べ総患者数の割合を、厚生労働省令和2年「患者調査」、総務省統計局2020年10月1日現在「人口推計」より横浜銀行が算出し、記載しております。 ※3高血圧性疾患とは高血圧そのものと高血圧状態が継続することにより様々な臓器障害を来したものの総称です。
生活習慣病になるとどのくらいの期間入院する? [生活習慣病の退院患者平均在院日数]胃の悪性新生物 22.3日、結腸及び直腸の悪性新生物 16.4日、肝及び肝内胆管の悪性新生物 20.8日、気管・気管支及び肺の悪性新生物 21.1日、乳房の悪性新生物 15.4日、糖尿病 30.6日、高血圧性疾患 47.6日、心疾患(高血圧性のものを除く) 24.6日、脳血管疾患 77.4日、肝疾患 23.4日 出所:厚生労働省 令和2年「患者調査」 ※退院患者平均在院日数は、2020年9月1日~30日の間に退院した患者の在院日数の平均 病気によっても入院日数は異なっていることがわかります。なかでも、脳に関わる病気では、入院期間が長期化する傾向があります。
どうやって備えればいいの? まずは「高額療養費制度」等を含めた「公的医療保険」をもとに、ご自身での負担が必要になる費用について考えてみましょう。 入院時・退院後の医療費、その他諸費用等-公的医療保険からの給付=自分自身で準備するお金
次に、病気やケガが原因で収入が減ってしまうリスクについても考えてみましょう。 不足する分は、「医療保険」や「がん保険」、「収入保障保険」で備えることができます!

ご留意事項

保険商品についてのご注意

  • 保険商品は預金ではなく、預金保険の対象ではありません。
  • 保険商品は、元本が保証された商品ではありません。
  • 保険商品には商品の種類によって次のようなリスクがあり、投資のリスクは契約されたお客さまに帰属します。
    • 変額年金保険および変額終身保険の場合、積立金は、特別勘定(ファンド)で運用・管理されます。特別勘定(ファンド)は、実質的に国内外の株式・債券等を投資対象とするため、「株価の下落」「金利の上昇による債券価格の下落」「円高による外貨建資産価格の下落」などが基準価額の下落の要因となり、基準価額は積立金額、解約返戻金額、年金原資額、死亡保険金額などに反映され、損失が生じるおそれがあります。
    • 定額年金保険、定額終身保険においても、商品によっては、市場金利に応じた運用資産の価格変動が解約返戻金額に反映されるため、市場金利の変動により解約返戻金額が既払込保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。一般的に解約時の市場金利がご契約時と比較して上昇すると解約返戻金額は減少し、市場金利が下落すると解約返戻金額は増加する性質があります。
    • 外貨建ての場合、外貨と円との換算に用いる為替レートは時々の為替相場により異なるため、諸支払金額は、保険料払込時の円換算額を下回る場合および保険契約時における為替相場により円換算した諸支払金の予定額を下回る場合があり、損失が生じるおそれがあります。
    • リスクの内容は商品によって異なりますので、詳しくは各商品のパンフレット、契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)、ご契約のしおり・(定款)・約款および特別勘定のしおり(変額年金保険および変額終身保険)などをご確認ください。
  • 保険会社の業務または財産の状況の変化により、保険金額、年金額、給付金額などが削減されることがあります。なお、生命保険契約者保護機構の会員である生命保険会社が経営破綻に陥った場合、生命保険契約者保護機構により、保険契約者保護の措置が図られることがありますが、この場合にも、ご契約時の保険金額、年金額、給付金額などが削減されることがあります。
    詳細については生命保険契約者保護機構(TEL:03-3286-2820 ホームページアドレス https://www.seihohogo.jp/)までお問い合わせください。
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    保険契約関係費 ご契約時の初期費用や、保険期間中、年金受取期間中の費用等、契約の締結・成立・維持・管理に必要な経費です。
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    解約控除 契約日から一定期間内の解約の場合に積立金から控除される金額です(解約時のみ発生します)。
    • 諸費用の合計額は上記を足し合わせた金額となります。
    • ご負担になる諸費用やその料率は、商品によって異なりますので、詳しくは各商品のパンフレット、契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)、ご契約のしおり・(定款)・約款および特別勘定のしおり(変額年金保険および変額終身保険)などをご確認ください。
    • 外貨建ての場合、ご契約時、または年金や死亡給付金等のお受け取りにあたって、外貨と円を交換する場合には為替手数料等が上記の各種手数料等とは別にかかります。
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    詳しくは契約概要・注意喚起情報、ご契約のしおり・(定款)・約款などをご確認ください。
  • ご検討にあたっては、各商品のパンフレット、契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)ご契約のしおり・(定款)・約款および特別勘定のしおり(変額年金保険および変額終身保険)などの資料をお客さまご自身で必ずご確認ください。
  • 詳しくは、当行の保険販売資格を持った生命保険募集人までご相談ください。