
2023.09.29
【投資信託を選ぶ前に】長期投資や分散投資でリスクは減る?
- 提供
- 日興アセットマネジメント
※2025年9月1日よりアモーヴァ・アセットマネジメント - 更新
- 2023年9月
長く持つことで「結果オーライ」となったのが過去の長期投資の効果です。
よく耳にする、「リスクとは『危険』という意味ではなく上下のブレのことです。そしてそれは長期投資と分散投資で減らすことができます」という話について考えてみましょう。
例えば、今日買った投資信託を1週間後に売るつもりの短期投資家にとっても、10年持つ覚悟の長期投資家にとっても、その投資信託の今日1日のブレ方は一緒です。つまりお客さまが日々直面する「ブレとしてのリスク」は、投資期間とは無関係です。
長期投資で減るのはそのリスクではなく「投資タイミングによる失敗リスク」です。今日買って1週間後に売る場合、今日の値段は非常に重要で、1週間後はマイナスの「失敗」かもしれません。しかしそのまま1年後まで放っておけばプラスかもしれませんし、10年後ならもっとプラスかもしれません。実はこれこそが長期投資の効果なのです。

短期投資だと投資タイミングの良し悪しが結果に影響しやすいが、長く保有することで「結果オーライ」にしやすい。なぜなら長期だと右肩上がりになると期待されるのが投資資産だから。長期投資の効果とはこのことであり、非常に重要な投資の本質と言えます。
分散投資ではどうか?
1つの投資信託の中の組入銘柄間においても、バランスファンドにおける株式と債券などの資産間においても、あるいはお客さまが持つ複数の投資信託間においても、それぞれの値動きが全く同じでない(相関性が低い)限り、「途中のブレ方」としてのリスクは、それらの平均値よりも減ります。これがいわゆる分散効果です。
しかし、「リターンの方も分散」されてしまうため、何が何でも分散すれば良いというものでもなく、目的に応じた適度な分散という観点も大切です。例えば確定拠出年金(DC)で選ぶ投資信託として、日々のブレの小ささを重視してたくさんの投資信託に分散したとしても、DCの真のリスクは日々のブレよりも「退職時に十分なお金が出来ていないこと」かもしれません。そう考えた場合、正解は分散ではなく「株式ファンド1本」かもしれないのです。

期間:2003年3月末~2021年12月末
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信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
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