横浜国立大学 経営学部
(銀行論:【横浜銀行連携講座】)
横浜銀行が、横浜国立大学と2018年10月に締結した「地域経済活性化に向けた包括連携協定」に基づき、寄付講座のひとつとして講義を実施
- 先生のお名前
橋本 長明 (横浜銀行)- 対象学年
- 2年次以上
使用 ツール |
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2022年が真の金融教育元年と呼ばれる中、これまで金融教育を受けてこなかった大学生へ、横浜銀行が独自に提唱する「おかねの基礎教育+資産形成の導入」について講義を実施しました(90分×2日間)。
金融教育とは、金融リテラシーの勉強だけでなく、おかねという切り口を通じて、より豊かな生活や社会に貢献する力を育むための教育であり、『おかねの基礎教育』では、資産形成や金融トラブルなどを学ぶ前に必要な「おかねの価値観」「おかねの使い方」「おかねを稼ぐ」「金銭管理」の4つを指します。講義では、学生自身が実際に考え、自分事として捉えやすいようにワークタイムを設けたほか、内容をより深くインプットするために、基礎教育等の内容を説明後に動画を流し、授業にメリハリを付けました。
経営学部の大学生を対象とした今回は、基礎教育に加え、物価や資産形成の導入についての授業も行いました。 -
前述の金融教育の目的に沿って、学生自身の人生や、社会への関わり方を考えさせる内容を随所に散りばめました。講師自身の経験を織り交ぜながら授業を行うと内容に説得力が増すと思います。
社会に出るまでに必ず学んでほしい授業です。 -
[学生さんのコメント]●もっと幼いころから知っておきたかったと思うことばかりだった。お金とのかかわりは一生続くのでとてもためになった。
●「自分は何のために生きているのか?」「社会に何を貢献できるのか?」がわからないで動けない状態にいる中、この講義に出会えたことに運命を感じた。人生設計の考え方を教わったので今から頑張って一生懸命生きていこうと思った。
●基礎的な内容から、資産形成、生涯にかかる収支についてなど、幅広く多様な表現が組み合わさっており、お金に関して深く学ぶ意欲が刺激された。改めて、お金とは何か考えると、人生という真っ白なキャンパスに絵を描くための無数の種類の絵の具のようだと感じた。