EPISODE 7

私の“ルーキー宣言”と
100周年記念事業

中島伴実

2020.06.01 UPDATE

社会人1年目、私の配属先は横浜駅前支店でした。県内最大のターミナル駅にあり、当行内でも来店客数が多い支店です。不安と期待が入りまじり、当時の私には横浜駅西口の支店ビルがとても大きくみえました。

想像通りに、息つく間もないほど忙しい毎日でした。

その中でも同じ資産運用窓口の4人の先輩方は、常に笑顔で冷静に対応していて、新入行員の私にはとてもキラキラしてみえました。なぜそのように対応できるのかと聞くと、先輩は「お客さまは初めて横浜銀行に来店されたのかもしれないから、常に笑顔でお迎えしたい。それが当行の印象になるから」と。私の目指す姿はこれだ!と思いました。それからは「今後も横浜銀行を利用したい」「横浜銀行が好きだ」と思ってもらえるような対応をしようと心がけてきました。「ここで相談してよかった。ありがとう」「またこの支店にくるよ」と言っていただけるお客さまが増えたのは、本当に嬉しかったです。

そんな私は現在、当行創立100周年記念事業に携わっています。100周年を機に、これまで当行を支えてくださった地域のみなさまにどう感謝を伝えられるか考えるとともに、改めて私自身も原点を振り返りました。入行当時に見上げた、青空をバックに建つ横浜駅前支店は、私にとって初心を思い出させてくれる大切な場所です。

100周年スローガンの表現を使うなら、私の“ルーキー宣言”は間違いなくこの支店での経験です。初心を忘れず、地域にさらに真摯に向き合っていきたいと思います。

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