EPISODE 21

行友会の
≪浜銀、その愛≫=≪心の故郷≫について

市来久晴

2020.11.02 UPDATE

母行創立100周年。この1世紀の間に何人が浜銀に入行し、それぞれの時代、それぞれの持ち場で、次なる人たちへバトンタッチがなされたことでしょう。

浜銀創立から30年後、母行とその仲間たちを≪心の故郷≫という言葉に想いを込め、浜銀OB/OG会組織=『横浜銀行行友会』は産声をあげました。

1951年2月の興信懇話会(仮称)の設立世話人会にその言葉≪心の故郷≫があります。それは、「私どもが長き半生の苦楽を共に分かち合った*僚友間に、旧情を温める機関を持たぬことで申さば《心の故郷》なきに等しく、その遺憾さをひしひしと感ずるもので、期せずして適当な会結成要望の声となり」と。

1951年10月7日時点での75名から70年の歳月を経て、現在会員数は3.023名。会員の最高齢は99歳。最年少は35歳でその差64歳。会の活動は、総会・支部会の開催やカルチャー(セミナー、講演会)、スポーツイべント(ハイキング・ゴルフ)の開催、会誌の発刊、地域OB/OG会(現役のみなさんとの交流会)など多岐にわたり、会員間で親交を深めています。

母行100年の節目にあたり、浜銀の看板を共に背負った諸先輩、同僚、後輩の方たちに想いを巡らせる時、1世紀の歴史の重みとそして、みなさんにそれぞれの人生や物語があり、みなさんそれぞれの浜銀愛=《心の故郷》を強く感じる次第です。

*僚友 … 仕事の仲間

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