EPISODE 19
100周年に思うこと
水野真紀
2020.10.01 UPDATE
当時まだ駆け出しの若手だった私にとって、『地銀の雄』と称される横浜銀行のイメージキャラクターを務めることは大変光栄なことであった。その頃は横浜銀行に限らず、銀行が様々な俳優をイメージキャラクターとして登用し始めた時期で、長期契約に至らないケースが多かったので、私は「3年契約していただければ御の字」と勝手に決め込んでいたが、しかしどうしてどうして、横浜銀行のイメージキャラクターを務めること早や27年。今や『横浜銀行』は私の人生の半分以上に寄り添ってくれている。
浜銀ポスター撮影の現場における担当行員さんの真摯な姿に学ぶことは多かった。撮影の合間にいろいろおしゃべりをさせていただいたのだが、特に印象的だったのは、ポスターの向こうにいる『お客さま』への配慮が随所に感じられたことだ。それはご自身の支店勤務経験に裏打ちされたものでもあり、さすが地域密着型の浜銀ならでは、と感銘を受けた。
環境が人を作るというけれど、『よきお客さま』との関係が行員さんを育てるのだろう。そして、撮影やイベント等で出会う浜銀行員さんの折り目正しい言行に、多くの影響を受け、若手だった私はオトナとなった。環境、大事です。
浜銀行員さん、息子の受験費を振り込んだ際には『合格祈願鉛筆』をありがとうございました。後期高齢者の父への細やかなご対応、痛み入ります。個人年金保険のアドバイス、心強い限りです。
今や、家族一同、老後丸ごと、横浜銀行に『御の字』の水野真紀である。横浜銀行創立100周年、誠におめでとうございます。