EPISODE 17
100分の50
岩瀬一雄
2020.09.01 UPDATE
私が横浜銀行に入行したのが1971年。以後30年在籍し、その後、関連会社や取引先への出向と、気が付けば50年。いつどこで働いていても、『横浜銀行員』としての誇りを持って、取引先や出向先でも、銀行に恥は掻かせられないなという気持ちで駆け抜けてきました。
横浜銀行100周年の半分。72年の人生の50年。あっという間でした。その中での忘れられない出来事と問われれば、「すべて」と答えてしまいそうです。
銀行員時代の思い出は人との出会いがすべてでした。元住吉支店に入行してすぐに、人生のパートナーを見つけました。また、取引先の社長からは、私と同い年のご子息を紹介いただき、「一生の友になってやってくれ」と、同じマンションでの付き合いがはじまったことなど、多くの思い出があります。
以後、多くのお客さまや上司、同僚に恵まれ、取引先、先輩、後輩に助けられながらも、ここまで来ることができました。たくさんの思い出が刻まれた横浜銀行を卒業してからも、多くの職場のOB会、取引先との懇親等で、年に1、2回会っては、生存確認、いや、励まし合いを行っています。
昨年から、ひょんなことで銀行OB会の手伝いをしていますが、先輩、後輩そして横浜銀行への恩返しのつもりで、あとひと頑張り、と感じています。