【特集】憧れのマイカーを買うときにおさえておきたい自動車ローン

提供:株式会社ZUU
作成日:2018年5月10日

(画像:PIXTA)

自動車を購入する時に、現金で一括購入する人もいれば、自動車ローンを検討する人もいるのではないでしょうか。一口に自動車ローンといってもいろいろな種類があります。また、自動車も資産のひとつですので、どのように保有するのかを考えるのはお金を管理する面でも重要です。そこで、自動車ローンについて考えてみましょう。

はじめてのマイカー、注意するお金のこと

自動車の購入にあたって、まずは費用の総額を確認しましょう。総額には、車両の本体価格やオプションのほか、必要経費や維持費が必要になります。必要経費には、税金・保険料などがあります。また、維持費には、各種税金、車検費用、自賠責費用、任意保険費用、ガソリン代、修繕費などがあてはまります。

次に、自分の手元資金がいくらあるのかを確認します。手元資金があまりない場合はその分借入金額が増えるかもしれませんし、手元資金があったとしても他に使途がある場合は、手元資金からどれだけ捻出できるかを考えた方がよいでしょう。

そして、自動車ローンを組む必要がある場合は、借入限度額や自動車ローンの条件を調べ、返済計画をシミュレーションしましょう。自動車ローンを組むと借入額に加えて利息の支払いも必要です。

はじめての自動車ローン。どんな種類があるの?

自動車ローンはいくつかの種類がありますが、借り入れをする場所により「ディーラーローン」「金融機関のマイカーローン」の2種類があり、ローンの組み方として「残価設定ローン」という種類もあります。

ディーラーローンは、自動車を購入する時にお店で申し込みをするローンです。購入と同時に申し込めるので、手続きの手間が少ないのがポイントです。一方で、金融機関のローンに比べると金利が高めに設定されていることが多く注意が必要です。

残価設定ローンとは、自動車を購入する時に数年後(3~5年後が多い)の下取り価格を決め、その差額を支払うローンのことをいいます。残価設定ローンの場合、期間が終わると自動車を売却するか、残価分についてローンを再設定するか、残価分を支払って自動車の買い取りをするかのいずれかの手続きを選択します。

自動車の購入額全額を返済するわけではないので、毎月の支払額を抑えることができます。一方で、自動車の修理があったり、傷や事故があると当初設定した残価より価値が下がってしまうので、当初想定よりも支払いが発生する可能性がある点がデメリットだといえます。

金融機関のマイカーローンは、金融機関が取り扱っているローンのため、信頼がおけることや金利が比較的低めである点が魅力です。また、自動車の購入前から申し込むことができるため、いざ購入となった時にローンが組めるか後から心配する必要がない点もメリットとなります。

自動車ローンを組むときに意識したい返済総額

実際に自動車ローンを組む時には、さまざまな点に注意が必要です。ローンは金利の利息分で返済総額が増えますので、借入期間を短くすることで、返済総額を抑えることも検討しましょう。借入期間を短くするにはボーナス時の増額返済や繰り上げ返済といった方法がありますので、あらかじめ金融機関などに聞いてみるのもよいでしょう。

また、生活をしていく中で自動車購入の他にも、将来のために貯めておきたい資金があるはずです。それらを含めて、資金計画を立てるようにしましょう。

自動車ローンのポイントをおさえて、素敵なマイカーライフを

このように自動車ローンにはいくつかの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。いずれも、大事なのは資金計画を立て、それに合わせた段取りをすることです。素敵なマイカーライフを送るために、購入前によく検討するようにしましょう。

本ページ掲載の情報は作成日時点で株式会社ZUUが執筆したものであり、現時点において最新の情報でない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

次へ:【特集】マイカーローンの頭金はある方がいい?なくてもいい?どちらがいいの?

マイカーローン(自動車ローン)の詳細はこちら

このページをシェア